ごぶごぶ・ダウンタウン浜田にみる「若い人へのメッセージ」
ごぶごぶとは、MBS(大阪・毎日放送、TBS系列)で火曜深夜からしている番組で
2017年4月から第3シーズンが放送になっている。
ダウンタウン浜田さんと、スタッフと、毎回変わるゲストが対等な立場でロケを行うゆるバラエティ。
見ものは、時々浜田さんか思いつきで行動する「他テレビ局襲撃」と「テレビ番組乱入」ではないだろうか。
そのときに浜田さんは「聞いてみないとわからない」と「やればいいじゃん」という。
実際にそう思う。大物でさえ「聞いてみなければいけない」と言っているんだから、若い人たちが実際に動かないというのはないだろう。。
大物芸能人だからできる、ともいうが、でも「聞かないと始まらない」は人間だれでもだろう。そういう一面も思わせてくれる番組だ。
人のいい農家さんと民芸品が好きになった男性の共通点~マツコの知らない世界
2018年9月4日(火)放送の「マツコの知らない世界」
1人で70種以上のブドウを作っている農家さんと、福助を見て一目ぼれして民芸品にのめりこんだ男性が出演していました。
2人をみていて思うこと。2人とも収入はあまり気にしていないのかなと思いました。あとは男性に多い「収集」にはまる。多くの人からみると「なんで?」と思うのに、自分たちは飄々として、楽しそうなのが特徴かもしれません。
あと、2人とも本当は後世のためになることをしているけど、あまり気づいていないところ。
とくにブドウ農家さんは、1年に1種類が10房ぐらいしか収穫できなければ商売になりませんが、「種を残す」という意味と、ブドウの良さを広めるというには絶対いた方がいい人です。1か所で70~100種類なんて見たくてもなかなか見られないと思います。でもその価値を感じてない農家さんが逆にステキだと思わせてくれました。
民芸品の方は、服装や見た目からは想像できない純粋な方だと思います。マツコさんも放送内で言っていましたが、「民芸品のよさを伝えていくことをしていけばいいのに」と。本当にそう思います。
生活様式やマンション住まいが多くなるとどうしてもインテリアコーディネートとしても「和」の置物は敬遠されがちになってきています。さらに生活感を出したくない人が増えると買う人が減るでしょう。さらに親戚づきあいや職場内でもあまり干渉しあわない関係になると、旅行へいってもお土産を贈り合うこともなくなってくるでしょう。そうした場合に「民芸品」は買われなくなります。そうなると、伝統はなくなるでしょう。ダルマや招き猫は「縁起物」という別の使い方があるから生き残る可能性もありますが、その他の民芸品は消えるかもしれません。日本文化は日本にしかないんだな、とあらためて思わせてくれました。
趣味や好きなものが日本の伝統を守ってくれるのかもしれません。利益追求するとすぐに消えてしまいそうな感じもします。「おこたにみかん」「種のあるブドウ」「鮭をくわえた木彫りの熊」「木彫り製品」・・・多様な世の中になったからこそ、趣味を悪くいう世の中にだけはなってほしくないですね。
グッド・ドクター ~医学書に「恋」はどう描かれているのか~
18年7月期のCX系木曜22時から放送している「グッド・ドクター」。近年にない視聴率のよさで注目され、また、原作が韓国ドラマで、そのことを強く宣伝しなかったことでも話題になっています。
今日はそのことではなく、8月30日(木)放送分より、「恋」についてです。
湊(山崎賢人さん)の担当患者さんが同じ病院に入院している患者さんを好きになり「恋わずらい」になっている
というものなのですが、そのときにサヴァン症候群の湊は「恋わずらいという病気はありません」というのです。
なにがいいたいのか。
「障害をもっている人は恋愛を知らない」という体なのに違和感を覚えました。
ピュアで医学的な記憶については優れた才能をもっている設定はわかるのですが、ピュア=恋愛を知らない なのかというのに違和感がありまして。。。
もう少し描き方を考えてほしかったな~と思います。
ピュアは穢れを知らないということなのかもしれませんが、恋愛が穢れなのでしょうか。。。
まあ、一個人の見解なので、みなさんもぜひ見逃し配信見てみてください
(9月6日(木)21時まで)
ダウンタウンにみるKinki Kidsの関係性
MBSのケンゴロー(番組終了)だったか、第二期ごぶごぶ(相方:田村淳)のときの番組の中でダウンタウン・浜田雅功さんが吉本興業(当時)のお偉いさんから言われたという言葉が
「浜田はアイドルに、松本はスターになるかもしれない」
というもの。松本さんにはお笑いの才能というものをみていたのだろうと思うけど、浜田さんに「アイドルに」という表現で超メジャーになる逸材だといった吉本の人はすごいと思った。
そしてKinki Kids。2人もダウンタウンさんと同じなのではないか。
剛は、タレント、芸能人として才能がある、演じるのも歌い手としても。
でも、光一は努力の人なのかもしれないと思った。2人とも「スターアイドル」ではあるのだが、剛はどちらかというと「スター」になれたのかもしれない。「アイドル」としての才能は光一の方があったのかもしれない。
アイドルは周りが磨き、そして輝くとすごいオーラが放たれる。
周りに認められることが大事で、本人の努力も必要なのかもしれない。
それが浜田さんにも光一にも見られると私は思う。
自由そうにしている2人だけど周りにすごく気をつかっている2人。
才能ある相方に負けないようにしている2人はすごいと思う。
「やりたいことがわからない」人に~【TBS系 マツコの知らない世界】をみよう
先日、起業スクールで高校生に聞かれたこと
「高校生のうちから勉強できることは何かないですか」
これまでの濃密な人生経験からすると(by ドラマ警視庁捜査一課長 2017年4月クールより)、わたしが考えることは1つしかない。
「やりたいこととかが見つかっていないなら、1つのことを突き抜けてしてみることだよ」
【夢中になれること、熱中できること】ともいうが、そうではない。最終的には誰よりそのことが好きになることではあるが。。。
1つのことをずっとし続けることはかなりの難しさだ。嫌いになることもあるし、飽きることもある。それを超えるとテレビで語れるくらいになるのと、番組にでている人はかなりステキだ。わたしには絶対にないことだ。
1つに夢中になることは「ダサい」となぜか思っていたけど、そうではない、それは出演している一般人をみているとよくわかる。
ちなみに出演している方は本当にステキだ。元テレビ番組リサーチャーとしては、出演している人はなんとなく許せるというか、愛嬌があるというか。。。ゴールデン向きの出演者だ。
やりたいことがみつからない人、まずは「しおり」でも集めてみれば。そのうち美術品が好きになったり、本が好きになったり、はたまたイラストレーターになったり。何の職業になるのかは楽しみではないか、と思う。
島田紳助氏のNSCでの授業は結構凄い
私は、ちょっといろいろあって島田氏の番組に素人参加者としてその昔出たことがある。そのときから島田氏は嫌いではなかった。
回しというか面白くしよう、というかそういうのが実際にやり取りしてみるとすごくわかったというかで、すげえと思ったからだ。
(実はそのせいで大学に行きづらくなったが。。。)
最近、「島田氏がその昔(2007年)に吉本興業のお笑いスクールNSCで講義した内容がマーケティング的にもすごいのでは」というブログをみかけたこともあり、
その講演の映像をみてみた。
ひとことでいうと、若い人にはみんな聞かせたい。
たぶん。。。わからない人もいると思うけど、その講演に対して何かを感じることができれば、次の一歩が踏み出せる、行動できると思う、すごい映像だった。
マーケティングをしている立場としてみた場合は、「その通りです」としかいいようがありません。つまり、島田氏は若いときからそういう才能はあったのです。
はっきりいうと、お笑いの才能はないかもしれませんが、商売の才能はあったということです。
天才です、島田氏も。
口パクはいけないことなのか~嵐・櫻井とNEWS・手越の対応がという記事に対して
ここ数年、音楽番組、特に生番組では実際に歌っていないことに対して視聴者は異常な反応を見せていると思う。
ちなみにAKBみたいに20人ぐらいがいっせいにハンドマイクを持って同じ音量でスタジオで歌ったら。。。
ハウリングしないほうがおかしいと思ってしまう。数人ならハウリングしないと思うけど、それでも振付で上下に動いたりターンをしたりしたら、ちょっともハウリングしないって結構たいへんだよ。。。
ということは見せかけマイクが何本あることか。
私はじつは。。。アイドルは口パクでいいと思っている。
というのもテレビにでてかわいく、もしくはかっこよく見せることが重要で歌の上手い下手は2番目だと思う。
さらに、アイドルにいたっては、「歌が上手い」のと「歌に対する表現力がいい」というのは両立しないと思う。SMAPの中居くんは歌は上手くないけど、魅せることができる歌手だと思いますよ。
だから嵐は口パクでも。。。というより、ドームや国立でするときはスピーカーの位置とかもあるから、さらにいうと広いから走り回っていたら、歌えないよ~
みなさんしてみてからいってほしいもんだ。
サッカー選手以上だと思いますよ~